LightWave 3D ADB版の動作条件

●前説

前から欲しかったLightWave 3Dを、オークションで購入した。
Macintosh版でバージョンは7.5。ドングルはADBだった。
USB-ADB変換器も持っているし、簡単に考えていたが、正常に動かすまでには遠い道のりがあった。

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手順など
内容
1.LightWave 3D ADB版の動作環境 9ブートができるマシンは必須 →
2.iMateの入手 5,000円前後で入手、ドライバ必須 →
3.ドングルの接続 接続するだけ →
4.LWのインストール 9でブートしてインストールする →
5.ライセンスキーの登録 あと一息 →
6.最後に ちょっと愚痴 →

1.LightWave 3D ADB版の動作環境

LightWave 3D(以下LW) ADB版の動作環境は、[ADBポートをそなえ、かつ9ブートのできるマシン]が必要(8系も可能だとは思うが)。

ただ、ADBポートをそなえているマシンで最速なのは青白G3。10万を超すソフトウエアを、中古で1万もしないマシンで動かすのはあまりにももったいない。

【現実的には】[9ブートができるマシンにiMate]を接続して使用するというのが現実的であろう。LWのADBドングルは、Xでは動作しません。

Classic環境でも動作しないのです。

2.iMateの入手

iMateはGriffin Technology 社の製造するADB-USBアダプタで、国内ではフォーカルポインタコンピュータが販売している。必須となるドライバも、同社のサイトで入手することができる。

ダウンロードページは(こちら)。ページが表示されたら「iMate」でページない検索を行い、「ドライバ MacOS 9 v2.7」をダウンロードすればよい。

なお、X用のドライバもあるけれど、Xでブートしても動作しません。

見つけることができないかたのために念のため。
http://www.focal.co.jp/download/griffin/iMate_OS9_2-7.sit



ダウンロードしたiMateのドライバをインストールする。
インストール後はリスタートがお約束。

3.ドングルの接続

iMateにLWのドングルを接続し、Macintoshに接続する。

4.LWのインストール

LWのアプリケーションCDから、ドングルのドライバをインストールする。
再び、リスタート。




LWをインストールするときは、インストール先ディレクトリに注意すること。
"Applications (Mac OS 9)"フォルダである必要がある。

また、デュアルブート環境の場合、Xで起動した状態でインストールを行わないこと。メニューが英語になってしまう。

インストールが終わったらリスタート。

5.ライセンスキーの登録

再起動後、LWのアイコンをダブルクリックするとエラーダイアログが出る。

このダイアログが【ライセンスキーが見つかりません】なら正常にインストールできている。
【ハードウェアロックが見つかりません】なら、どこかがおかしい。さまざまな理由が考えられる。

ダイアログが【ライセンスキーが見つかりません】なら、ダイアログ下部に表示されているID番号をユーザ登録カードに記入し、D-Stomeに送る(実は、メールでも教えてもらえた)。

しばらくするとライセンスキーが送られてくる。
このキーをアプリケーションディレクトリの[ライセンスキーの登録]に入力して、ようやく完了。

6.最後に

[9ブートができるマシンにiMate] という結論に達するまで10日あまりを要した。

インストールガイドに「ADB版はXに対応していない」と書かれてあるものの、iMateにX用のドライバが存在したり、iMateのX用ドライバ環境設定で「Classic Claims iMate」にチェックを入れると動作する、という情報がネット上にあったりで。

とにかく動かないものだから、USB-ADB変換器を交換してみたり、ドングルの故障や(あるらしい)iMateの故障を疑ってみたり。
安価でUSB版のドングルに交換してもらえたらもちろんそうしただろうけれど、LWをアップグレードしないとドングルの交換はしてもらえないらしい。

オークションで購入したとはいえ、LWのライセンス譲渡手数料にアップグレード料金を支払うと、新品のLWが買えてしまう。
このページが「ADB版を入手したけれど 右も左もわからない人(いると思う)の一助になれば。