AtoZ EZgo+ について

●EZgo+ 概要

EZgo+は台湾AtoZ Technology 社の製造していたマイクロコンピュータシリーズです。
モデルe3で157×146×45mm。MacMiniよりもひとまわり小さい筐体(注)にCeleron1GHzのCPUとCD-ROMドライブ、シリアルポートにパラレルポート、オーディオ出力、モデム、キーボードとマウスポート、2つのUSB1.1、FireWire、IrDA、ビデオ出力まで内蔵していました。

反面、ドライバはおろかシステム(Win Me)までがCD-Rで供給されるという怪しさ90点くらいのコンピュータです。

数年前にAtoZの公式サイトは閉鎖され、ドライバの入手も困難になりつつあります。

EZgo+シリーズをお持ちの方や入手を予定している方は、今のうちに情報を集めておきましょう。

(注)Mac Miniの寸法は165×165×50mm。

このページを削除する予定はありません。

操作名
内容
1.ドライバの入手 EZgoシリーズのドライバはここで入手できるない →
2.(余談) 何?EZgoってはやっているの? →
3.EZgoについての雑感 EZgoのよいところ、いやなところをまとめてみた →

1.ドライバの入手 はもうできない

2005年現在、EZgoシリーズのドライバが入手できるのはおそらくここだけ。残念、こちらのサイトも閉鎖されていますね。

http://www.morsbilisim.net/download.html

2008年現在、このページはすでになくなっています。

台湾 AtoZ のサイトはほぼ閉鎖状態で、メールを送っても返事はありませんでした。


チップセットの仕様などはこちらがわかりやすいでしょう。

http://php.twinner.com.tw (注意:このアドレスは一部省略しています。ブックマーク登録はリンク先を表示してから行って下さい)

2006年現在、このページはなくなっているようです。

2.(余談)何?EZgoってはやっているの?

当方が所有しているEZgoは使い道が見つからなくて(あと、電源端子の接触が悪くて)ながらく放置していたんだけれど、最近になって親父が使い出した。

「自分が買うときにはこのくらいの大きさのコンピュータがいい」と言っている。

うむ、やっぱり、そういう需要はあるよねえ。

3.EZgoのよいところ、いやなところ

ここらへんでEZgoについて「よいところといやなところ」をまとめてみようか。

【EZgoのよいところ】
・なんといっても小さいこと。「コンピュータは、小さいことにも価値がある」と痛感させてくれた。
というか、EZgoは、その価値の90%が「小さいこと」にあるといえるだろう。
中古屋にCeleron 1GHzのミニタワーが1,000円で売られていても、買わないでしょう。でも、EZgoが10,000円であったら、ほぼ間違いなく買います。

【EZgoのいやなところ】
・各部のつくりが甘い。電源コネクタの接触が悪いってのは困る。
・デザインがアレ。何でこうなってしまうの?
・コネクタやスイッチが分散している。何と、5面を使っているのだ。レガシーインタフェイスも搭載しているとはいえ、せめてコネクタ類は2面、電源スイッチを前面に持ってきてもらえたらよかった。
・事実上、テレビ出力は使えない。同期が取れていないのか?それとも、固有の問題?
・意外と、うるさい。