画像から斜線部分をのぞいて切り抜くとき、基本的に2つの考え方ができます。

ひとつは不要部分を切り捨てる方法です（画像　上）。
もうひとつは不要部分を見えなくする方法です（画像　下）。

ここでは「不要部分を切り捨てる方法」について述べます。この方法は「トリミング」ともいいます。

ツールパレットから［切り抜きツール］を選択します。

切り抜きたい範囲をドラッグします。

ドラッグが終了すると選択枠ができ、範囲外が濃いグレーで塗られます。
この状態で選択枠を移動させ、選択範囲を変更することもできます。

リターンキーを押すか、選択範囲をダブルクリックすることで切り抜きが完了します。

切り抜きを行うと「画像が点」になることがあります。
範囲選択を間違っているわけでもなく、やり直しても結果が変わらないので不思議です。

これはツールバーの［切り抜きの幅］に値が入力されていることが原因です。

この［切り抜きの幅］、ショートカットで誤って入力してしまうこともあり、またツールバーが非表示になっている場合などには原因がわかりにくいので注意が必要です（ツールバーが非表示の時でも入力されてしまいます）。