Photoshopを使って画像を切り抜く >不要部分を削除する 【暫定】
Photoshopを使って画像を切り抜く >不要部分を削除する 【暫定】

【暫定】について

文字入力や推敲をあとまわしにして、最低限のものを公開しておきます。
手の空いたときに少しずつ進めていきます。
読んで混乱する 人は、この【暫定】が取れてからご覧下さい。

画像はクリックで拡大画像を別ウインドウで表示します。

Ver 0.1




不要部分を削除することで、必要な部分を残す(=取り出す)方法があります。
比較的低解像度の画像に向いたこの方法は、ドラッグを使わないこと、パスを使わないこと、やっていることが見てわかりやすいことなどが特徴です。


[その他の切り抜き]
Photoshopを使って画像を切り抜く >トリミングする
Photoshopを使って画像を切り抜く >クリッピングパスで切り抜く


レイヤーを準備する
なげなわツールを選択

[なげなわツール]を選択します。


レイヤーの複製

メニュー[選択範囲]から[すべてを選択]を選びます。
メニュー[編集]から[コピー]、続けて[編集から][ペースト]を選択します(注)。

これで新規レイヤーに同じ画像が複製されました。

(注)ショートカットだと「コマンド+A」「コマンド+C」「コマンド+V」。


新規レイヤーの作成方法

パレットの[新規レイヤーを作成]ボタンを押します。


空レイヤーの作成
何も入っていない、空レイヤーが作成されました。

描画色の設定

[描画色を設定]ボタンを押して、カラーピッカーを表示させます。


カラーピッカーの利用

出てきたカラーピッカーから適当な色(画像で使われていない色がいいかも)を選択します。
ここではブルーを選びました。


塗りつぶし

メニュー[編集]から[塗りつぶし...]を選択します。
出てきた[塗りつぶし]ウインドウで[OK]ボタンを押すと、画面が先に選んだ色で塗りつぶされます。


塗りつぶし ウインドウ

「不透明度」が100であることを確認して、[OK]ボタンを押します。
押した結果が先の画像です。


レイヤーの入れ替え

[レイヤー1]と[レイヤー2]を入れ替えます。
ドラッグで上下を入れ替えることができます。

 

[なげなわツール]の準備
ぼかし を1ピクセルに設定

なげなわツールの準備をします。
ツールバーの[ぼかし]を1px(ピクセル)にしておきます。

 

option(alt)キーを使って直線でなぞる
直線の連続で範囲選択

[なげなわツール]は画面上でドラッグした範囲を選択するツールですが、optionキー(Windowsではaltキー)を押しておくと、クリックした点を連続した範囲設定を行うことができます。
ここでは(1)の位置から(7)の位置まで、7回クリックしました。
クリックが終わったらキーから指を離します。


選択範囲が作成された

選択範囲が作成されました。
選択された部分は点線で表示されます。


不要部分の削除

この状態でキーボードのdelete(デリート)キーを押すと、選択した部分が削除されます。
削除された部分は「穴」になるので、下の「レイヤー2」が見えます。


周囲を消していく

同様の操作を繰り返し、切り抜きたい対象の周囲を消していきます。


切り抜きたい部分を囲う

周囲の削除が終わったら、今度はおおまかに(でも青い部分をはみ出さないように)切り抜きたい部分(ここでは接着剤)を囲っていきます。

 

選択範囲を反転する
選択範囲を反転する

メニュー[選択範囲]から[選択範囲を反転]を選びます。


反転の結果

「選択範囲が反転」しました。
さっきまでは接着剤が選択されていましたが、現在は「接着剤以外」が選択されています。
よく見ると、画像の周囲が点滅しています。


接着剤が残った
この状態でdeleteキーを押すと、「接着剤以外」が削除され、「接着剤」が残りました。

レイヤー2を非表示にしてみる

「レイヤー2」を非表示にしてみると、切り抜かれたことがわかります。

 

Illustratorに配置してみる
Illustrator CS に配置してみる

この画像をIllustratorに[配置]してみます。
Illustrator CS ではこの方法でも切り抜かれて表示されます。

※出力センターでの出力にはお勧めしません。


Illustrator 8 に配置してみる

Illustrator 8 では切り抜きが反映されていません。
もとの長方形によって、下の画像が隠れています。