圧縮・解凍ソフトとDLLを別にすると、便利なことがあります。
●ソフト開発者の立場からすると、一般に使われている圧縮の仕様(LZH、ZIP、CAB、RARなど)を一からプログラミングする必要がなくなります。
DLLを利用するしくみさえ作ってやれば、圧縮・解凍ソフトは比較的簡単に作ることができます。
また、一般に流通しているDLLを利用することで、その部分についてはバグが発生しにくくなります。
●ユーザの立場からすると、「万能だけれど巨大な圧縮・解凍ソフト」を使わなくてすむようになります。「自分の好みのソフト+必要なDLL」だけ揃えればいいことになるわけです。
ただし、ファイルの解凍ができなかったときに「原因は必要なDLLをインストールしていないからだ」と判断できなければなりません。
また、必要なDLLをどこで入手すればいいのかを知っておく必要があります。 |