リスタート後にコンピュータがうるさくなったら、見えないところでプロセスが動いているのでは、とか、はたまたメモリが解放されていないのでは、とかHDが壊れる寸前なのでは、とか、いろいろなことを想像してしまう。
ユーティリティを使って内部温度を計測しても、正常な温度が何度なのかわからないし。
いや、そういうことをする前に、コンピュータ本体内のほこりを疑うべきだ。
特にCPUクーラーの前に5mm近くのほこりの層ができているのを見たときには、今まで熱暴走もせずに動作していたのを不思議に思ったくらいだ。
明るいところにコンピュータを移動させられないのならせめて懐中電灯を用意し、使い古しの歯ブラシでとにかくほこりを落とせ!
メインのファンは手前に引き出すと簡単に取れる。
ファンのユニットと、CPUクーラーのラジエターから、層になっているほこりをはがす。
スピーカユニットは外すと、コネクタの取り付けが面倒くさいからそのままでいい。
HDベイ前のファンからもがしがしとほこりを落とす。
ひととおり目についたところを掃除し、ユニットと本体側面のカバーを取り付け、電源を入れると、驚くくらい静かになった。ほとんど無音といっていいくらい。
いや、これは使っている人みんなに知ってほしい。
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