当ガレージには、たまにこんな車も入庫します。
これは、チューニングメーカーからの依頼です。ド新車なので相当気を使います。(中古でも気を使ってますよ)
内容は、エンジン脱着分解、排気量アップです。イイですよねェ、新車からこんな改造できる人がいるなんて…(まァこんな人がいるからウチが商売していけるのですけど)
面倒くさい所は省略させていただきます。(写真撮るのを忘れました…)ご了承下さい。ご質問のある方はメールにてお問い合わせ下さい。分かる事でしたら対応させていただきます。
では早速、エンジン降ろしまーす。スバルはボンネット外さなくてもほぼ垂直に開きますので困る事はありません。
バッテリーを外し、水、オイルを抜いて、インタークーラー、マフラー等をチャッチャと外します。センターパイプ(触媒)はターボ直後から外す為、まずはターボの遮熱板を外さなくてはなりません。んで、またこいつが立体パズルのようになっており、かなり苦労(私だけ…?)します。古い車輌ならボルトの1つ2つは折れるかもしれません。
次は配線、配管関係を一式外します。具体的にはバッテリーの後ろにカプラー2つか3つ。運転席ストラット付近にカプラー1つとターボソレノイドの配管2本。オルタネーターカプラーとB端子。エアコンカプラー、スターターカプラーとB端子とアース。ヒーターホース配管2本と、まァこんなもんです。細い純正アース線等もいくつかあるかもしれませんが、それらも忘れずに外します。(はっきり覚えてません)要はエンジンの周りに手を入れて1周すればOK!
ほんで、クラッチレリーズフォークの軸を外します。この車輌はプル式クラッチを採用しており、ベアリングがカバーにくっついているので、ここで縁を切らないとエンジンが降りません。(裏技はあるのですが…)
外し方はスターター本体を外し、10mmヘキサゴンレンチにて蓋のようなボルトを外す(かなり硬い時あり)と軸があります。それにネジが切ってあるのでM6のボルト(通常頭が10mmの物)をねじ込み引っ張り出すだけです。 |